CASE STUDY|現場データ取得・AIレポート

古い鉄鋼設備から後付けでデータ取得。
主要設備の稼働可視化と日報自動配信

公開日:2026年7月20日|最終更新:2026年7月20日|執筆・監修:三上 典秀(代表取締役・FA現場経験28年以上)

取引先名・実データは掲載していません。守秘義務に配慮し、業種・技術内容を中心に記載しています。

事例の概要

業種鉄鋼加工業
対象圧延機・シャーリングなどの主要設備
設備の状況昭和60年代製の設備を含む既存設備。制御盤からの後付け取得(設備の更新・改造なし)
取得方法端子台からの並列接続で稼働・電力の信号を取得
取得項目設備ごとの稼働状況・電力
保存先クラウド(可視化・蓄積)
運用期間長期運用中
導入後の変化関係者全員が同じ数字で現場を把握。日報を自動生成し毎朝配信
保守方法VPN経由のリモート保守・機能追加

課題:稼働の把握が紙と感覚頼み

設備ごとの稼働状況が、紙の記録と現場の感覚に頼っていました。どの設備がどれだけ動いたかを、後から数字で確認する手段がありませんでした。

対応:古い設備の端子台から後付け取得

昭和60年代製の設備を含む既存設備の制御盤・操作パネル裏の端子台から、稼働・電力の信号を並列接続で取得しました。設備本体の更新や制御改造は行わず、施工は設備停止日に実施。この年代の設備でも、この方法なら生産を止めずにデータ化できます。

変化:毎朝、全員が同じ数字を見る

圧延機など主要設備の稼働・電力をクラウドに蓄積し、日報を自動生成して毎朝関係者へ共有。関係者全員が同じ数字で現場を把握できる状態になりました。長期運用中で、機能追加はリモートで対応しています。

現場の様子

シャーリングの端子台からの並列接続によるデータ取得例
シャーリングの端子台からの並列接続によるデータ取得例
操作パネル裏(端子台から信号を取得)
操作パネル裏(端子台から信号を取得)
端子台への並列接続
端子台への並列接続

古い設備でも、データは取れます。

設備の写真・銘板・制御盤の様子から、取得できる可能性と方法の見当をお伝えできます。

セキュリティ方針

すべてのプロジェクトでNDA(秘密保持契約)を締結し、機密情報を厳格に管理します。取得したデータはお客様の資産であり、目的外利用は一切行いません。